独り言, 読書空間 魚は机を濡らす 2020年2月24日 / 歌集 月を食う 佐々木定綱 栞には、「自身の生きる肉声」とあるが、拙くても粗くてもいいけど、ほんとに「生きる肉声」なのか?ぶれない現実認識があるのか? 2回ぐらいでは、読んでもやっぱりわからない。いつかこの歌集の中の一首を暗唱する日が来るとは思わない。第62回角川短歌賞受賞。