• 独り言,  読書空間

    探鳥

    野鳥観る撮るハンドブック 堀内洋介

    東京新聞に連載された「探鳥」(野鳥の話題とニュース)と「絶景を行く」の写真を中心として、野鳥写真の基本や魅力、テクニック、機材などを紹介したもの。写真を撮らないので、ハンドブックとして役に立つかどうか判断できません。写真は素晴らしい。

    強いて難をあげれば、地域が関東に偏っていること、観方についてふれられていますが、メインは撮り方。

  • 独り言,  読書空間

    かわほり

    平蔵の母 逢坂剛

    池波正太郎「鬼平犯科帳」へのオマージュとして始まった〈火付盗賊改・長谷川平蔵〉シリーズの最新作。挿画は中一弥ではなく夫人の中みさ(作者の母)さん。

    表題作と、「蘇える鬼平犯科帳―池波正太郎と七人の作家」という7人の作家が鬼平を描いた本に含まれていた「せせりの辨介」を含む6篇。かわほりはコウモリのこと。登場人物も違うし、描く人が違うとまったく雰囲気がかわります。「平蔵狩り」がよかった。

  • 独り言,  読書空間

    捩花

    雲の寄る日 坪内捻典

    ねんてんさんは俳句ばかり作っていると思い込んでいました。短歌もあるんだ。主題が緩く繋がるような、連作ではないけれど続いていく短歌、「カバ」もいます「あんパン」も。捩花、写真を見たらわかるけど名前は知りませんでした。

    頻出する名前は知らない人が多いなかで、「フジツボ」があがるとは。

    私の一句は、本の題にちなんで「雲の寄る窓辺があってたまにだがそっと来ているキース・ジャレット」さてその曲は?

  • 独り言,  読書空間

    標準世帯の黄昏

    朝晩 小川軽舟

    句集名の『朝晩』は、文字通り朝と晩であるとともに、いつも、常々、日々の暮らしの中で、という意味合いが込められているそうで、2012年以降の作品から360句を収録した第5句集。 第59回俳人協会賞を受賞された記事を読んで再読。(初読は去年の11月)

    新しい季語(新豆腐、新蕎麦は聞くけど、私が知らないだけ)を知りました。蟻めくという言葉はわかりません。妻、母、父、子の句が多い。

    私の中の2句、「白菜に水道の水かがやける」と「正月の仏壇小さき父の家」 。

  • ほぼ日記,  ショコラ,  独り言

    どうぶつ保険

    どうぶつ保険のの更新時期がやってきました。今はA社のペット保険。保険料は毎年あがって、月額6,690円、これで診療費が5割負担になります。

    6月で13歳の老犬、白内障の手術をしてから加入したので、白内障手術は適用外。私の共済より高い。