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あれから33年
チベット 祈りの色相、暮らしの色彩 渡辺一技
1987年3月25日、「チベットの仏教寺院を訪ねる旅」に参加した渡辺さん。以来通い続けて33年、すっかり変わってしまったけれど、『消えゆく面影を記憶に留めて、写真に残しておきたかった。』という。「ツァンパで朝食を」を再編集したものなので同じ写真だけれど、切り口が違うと違って見える。
出版社が違うのにいったいこれはどういうことなのだろう?頭巾の刺繍が素晴らしい。
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障子張り替え
今日は朝から天気がよく、絶好の張り替え日和。
- 障子を外して、霧状の水をかけ、暫く置いて剥がします。
- 枠が乾いたら、天のあたりに障子紙をセロテープで抑え、
桟に糊を塗り、刷毛でのばして一気に張り下げます。 - あとは刷毛で抑えて、はみ出した部分を専用の定規とカッターで切り取ります。
今の障子は霧吹きすることなく自然乾燥させます。アイロンを使う人もいますが私は使いません。
今回は我ながらうまくできました。床のうえでの作業で腰が痛くなったので今日はここまで。 -
デビュー50周年記念
『細野観光 1969-2019』細野晴臣デビュー50周年記念展オフィシャルカタログ
展覧会には行けなかったけれど、楽器コレクション、蔵書、ディスコグラフィーが半端ないです。
すごいのひとこと、贅沢な本です。唯一持っていた『風街ろまん』、レコードは処分してしまったけれど、どこかにカセットテープか
MDがあるはずなんで、久しぶりに聞きたいけれど、思い出せない。安田成美の「風の谷のナウシカ」も細野さんだ、歌はひどかったな~。
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「瞬間の心」を表現する詩
佐藤佐太郎(コレクション日本歌人選) 大辻隆弘
選者は誰か、明記されていないが、大辻隆弘の鑑賞とともに佐藤佐太郎の歌を50首よみました。鑑賞、解説はめっぽう興味深く、浮遊する「は」や虚辞「あるときは」など、佐太郎の『短歌とは情報伝達の器ではなく「瞬間の心」を表現する詩なのだ』と。解説は上々、不在なるものへのまなざし、純粋短歌。このシリーズははじめて手にします。
とほどほ(遠々)という言葉は、漢字にしたらわかりますが、普段使わないし、意訳は曲者です。
私の選んだ一句、「珈琲を活力としてのむときに寂しく匙の鳴る音を聞く」 -
酔芙蓉
酔芙蓉の花が好きです。朝の開花時は白色で、夕方になると紅色にかわります。敷地の北西隅に植えた「酔芙蓉」が大きくなり、毎年たくさん花をつけていました。昨年、隣家の建て替えの邪魔になるというので玄関に植え替えましたが、根付かず枯れてしましました。
替わりに「薬玉酔芙蓉」という少し小振りで八重咲の酔芙蓉を植えました。薬玉酔芙蓉は、最初白で咲きだし、しだいに紅にかわって満開時には白と薄紅、濃い紅に咲き分ける珍しい芙蓉です。苗は、産直花だん屋 さんから購入しました。