独り言,  読書空間

1981年刊

ソナチネの木 岸田衿子 え 安野光雅

古い本ですが、少しも色褪せない。新版が96年、新装版は2006年刊です。

小鳥が一つずつ  音をくわえて とまった木 その木を ソナチネの木 という

1頁

岸田衿子さんの4行詩が50編。タイトルはないけれど、後ろに、四連の一行目を並べた目次のようなものがあり、これがまた50連の詩のようで。そこに安野光雅さんの絵。

17頁の「一生おなじ歌を 歌いつづけるのは」が特に好きです。