独り言, 読書空間 1981年刊 2020年5月31日 / ソナチネの木 岸田衿子 え 安野光雅 古い本ですが、少しも色褪せない。新版が96年、新装版は2006年刊です。 小鳥が一つずつ 音をくわえて とまった木 その木を ソナチネの木 という1頁 岸田衿子さんの4行詩が50編。タイトルはないけれど、後ろに、四連の一行目を並べた目次のようなものがあり、これがまた50連の詩のようで。そこに安野光雅さんの絵。 17頁の「一生おなじ歌を 歌いつづけるのは」が特に好きです。