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サトウキビ畑の小道

赤い砂を蹴る 石原燃

劇作家、石原燃さんの初めての小説。芥川賞候補になったということですが、まだ小説の言葉としてはコナレていない感じでところどころ引っかかってしまいます。でも何かいい感じ、その中では気に入ったフレーズ。

どんな感情も、痛みも、見ないようにしていさえすれば、なかったことにできる。そうやって、私はいつのまにかとても鈍感な人間になっていた。

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そして赤い砂を蹴る。ぽんかんはブラジルでも栽培されているそうですが、晩白柚もあるんですかね。