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パーソン・センタード・ケア

認知症でも心は豊かに生きている:認知症になった認知症専門医 長谷川和夫100の言葉 長谷川和夫

介護に携わる者には馴染み深い、「長谷川式簡易知能評価スケール」の開発者、長谷川先生は、3年前に、自ら『認知症』であることを公表されました。すごいことです。

この本で、先生は、1980年台にトム・キッドが提唱した「パーソン・センタード・ケア」という考え方を紹介されています。

パーソン・センタード・ケアは、

  • その人を中心にしたケア
  • その人の視点に立ったケア
  • その人の内的体験を理解するケア
  • その人らしさを大切にするケア

の4つの理念から成り立っています。内的経験の理解とは、どのようなことを考え、何をしたいと思っているかを理解することです。