独り言,  読書空間

短いお話

月とコーヒー 吉田篤弘

24の短いお話、とるにたらないもの、忘れられたもの、世の中の隅の方にいる人たちの話とあります。過剰にならず、静謐だけど、なぜか心に沁みる話。

よく思いつくな思います。名前とかストーリーとか、個人的に「三人の年老いた泥棒」よかったです。装幀・装画・挿絵、言うに及ばず。