
ファイトレメディエーション
世界の樹木をめぐる80の物語 ジョナサン・ドローリ
ジュール・ヴェルヌの「八十日間世界一周」に倣ってロンドンから東へ、80の樹木をめぐる物語(名前の由来や生息地、他の生物との関係等々) 。DaysをTreesに変更した題も洒落ています 。
ルシール・クレールの挿画がすばらしい。人物の描き方に少し癖があって、最初ちょっと違和感がありました。各章の締めの一言がかなりぶっ飛んでいます。
セーブ・ブルーというニッケルを吸収する木がニューカレドニアにあって、植物のこれらの能力を使って汚染された土地を浄化する「ファイトレメディエーション」の技術が研究されているのを知りました。(写真はバオバブの木)

