独り言
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やっと動き出す
虎落 チンギス紀七 北方謙三
7巻目にしてやっと動き出しました。筋を追うだけだと1日で読み終えられます。電車通勤に戻って初日、一気に読み終えました。次は7月か、待ち遠しい。
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一時代を築いたのか?
句集 百年 金子兜太
遺稿集。その重みははかり知れない。ただ最後まで私とはあわない、としか言いようがない。いいものもある。
ふらここが亡妻の向こうで揺れている
二〇一〇年なんかは好きだけれど、後記が特に納得いかない。
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ドキュメンタリー風宣伝?
LION/ライオン~25年目のただいま~
2016年 インド&オーストラリア合作。原作 Saroo Brierley の「A Long Way Home」。映画の原題はLION。グーグルアースの宣伝かと思いました。行方不明年間8万人というのはかなりショッキングな数字です。
インドに虎がいるのは知っていましたが、ライオンもいるんだ。
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麦の種を求めて
犬になった王子 チベットの民話 君島久子 文 後藤仁 絵
話は、チベットではお馴染みの主食ツァンパの原料となる青稞(裸麦)の種を探す物語。最近は、宮崎駿の「風の谷のナウシカ」とか「シュナの旅」とのからみで触れられることが多い。どちらも読んでないのでわかりません。
後藤仁さんの絵が趣があっていいです。日本画なんだけれど、画題がアジアに広がっていての不思議な感じです。
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貴重な資料 今となっては...
上方落語ノート 第一集 桂米朝
間違いなく貴重な資料なので、何度も版を変えて出版されるのはうれしいことです。ただ今となっては、私の年代だと、花柳芳兵衛さんが目に浮かびますが、若い世代だとまったくわからないのではないかと思います。