独り言
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カーニバルの風に乗って
ショコラ
2000年のアメリカ映画。ジュリエット・ビノシュは美しいけれど、なぜ見ようとしたのか思い出せない。原作は、ジョアン・ハリスの同名小説。カーニバルの風に乗って、フランスはジュールに流れ着いたの子持ち女がチョコレート店を開く話。
アカデミー賞5部門にノミネート。宗教を含め、半端ではない頑なさが目に付き、それほどの感興はわかなかった。これはいつの時代の話なんだろう。
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ふたりの戦場カメラマン
キャパとゲルダ ふたりの戦場カメラマン マーク・アロンソン&マリーナ・ブドーズ
キャパの本や写真はいくつか読んだり見たりしていますが、ゲルダの写真は初めてです。何故今二人の伝記なのかと思いましたが、それについては著者が語っています。
キャパとタローの伝記を書くことは、自分の原点にさかのぼるようなものでした。
マーク・アロンゾ この本を書くに至った経緯大切なのは、たとえ自分でもよくわかっていなくても、自分の可能性を見抜いてくれる人とであうことです。
マリナ・ブドーズ 「可能性を信じて」漢字にルビがふってあるのでおかしいなと思っていたのですが、中学生向けの本でした。人物索引、地図、年表他しっかりした内容で、少し難しいけど、これを読む中学生は頼もしい。
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パイプクリーナー
風呂の洗い場の配管が詰まって、汚水があふれだし、ホースを突っ込んで、水圧で一気に通そうとするのですが、途中で止まってしまいます。慌てて「パイプクリーナー」を買いに走りますが、いつもの店は営業自粛でお休み、隣の町まで車を飛ばしました。
ワイヤーの先に粉砕ヘッドが付いた5mのパイプクリーナーを徐々に捻じり込んでいくと、無事通り抜けたようで水の流れがよくなりました。かなりの優れものです。
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輝かしい近未来
キッドの運命 中島京子
何十年後かの未来を圧倒的な筆力で描く。ありそうで、膝をたたいて笑いながら読んでいたら、やがてだんだん怖くなってくる6篇。
どれも怖いが、「ふたたび自然に戻るとき」、「ベンジャミン」はきついです。なかなか手がでず、読み切れず、ようやく読了。
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Eleanor Mustang ’67
60セカンズ
ニコラス・ケイジが最後に盗む車、カッコいいですね。クライム・サスペンスというよりカーアクションです。
かつて高級車窃盗のエキスパートとして名をはせたメンフィス(ニコラス・ケイジ)が、マフィアから弟キップの命を救うため昔の仲間をあつめて、警察の追跡をかいくぐり、24時間で50台の高級車を盗み出す。車泥棒(boastって言ってますよね)痛快アクション。兄弟愛の物語。
刑事役のデルロイ・リンドーがいい。決行する前の音楽 Low Rider – War 最高。