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深度合成
もっと美しき小さな雑草の花図鑑 大作晃一:写真 多田多恵子:文
「美しき小さな雑草の花図鑑」の第二弾。もっととはよく付けました。
深度合成、初めて聞く言葉です。写真のことはよくわかりませんが、手前から奥まで広い範囲の被写体全面にピントが合う手法だそうです。この手法を駆使して撮影された雑草の花の写真。ファンタスティックとしか言いようがありません。文がとぼけていてまたいいです。
これは私の携帯で撮った「ノボタン」、深度合成ではないので、細部までクッキリとはいきません。接写用カメラは持っていませんが、すぐに影響される私は、スマホ用マクロレンズというのがあるらしいので、探してマクロ撮影に挑戦します。
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白兵衛と黒兵衛
芝浜の天女-高座のホームズ 愛川晶
これは第一話の題です。もともとミステリーはあまり読まないし、落語好きとしてはお恥ずかしい話ですが、著者のこともまったく知りませんでした。落語のことは非常によく書けています。
ちょっとプロットに凝りすぎて、ストーリーというか時間軸が追いにくい気がします。高座のホームズも活躍しているような、いないような。前3作も同じなんでしょうか?落語の蘊蓄は読んでみたいけれど、落語ミステリーにはあまり魅かれません。
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はやくも売り切れ
グアテマラ メディナ農園ピーベリー
先日購入したグアテマラのパストーレスピーベリーは早くも売り切れ。代替品はメディナ農園のピーベリー。ラベルには、FINCA MEDINA PEABERRY とある。スペイン語はわかりませんが、FINCAがたぶん”農園”。こちらも安くておいしい。しかもレインフォレスト・アライアンスにの認証を受けている。
フルシティローストで楽しんでいますが、焙煎から時間が経つとコーヒー豆の表面に油が出てくるので、早めに淹れきらないといけません。極上珈琲 生豆本舗
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此道や行人なしに秋の暮
わたしの芭蕉 加賀乙彦
加賀さんの本をたぶん初めて読みました。小説ではなくて、それがこの本、いっしょに芭蕉の俳句の推敲を跡追いしました。ひらがなか、漢字かカタカナか、その凄まじい推敲の跡。その結果、著者に
芭蕉は美しい日本語の世界に遊ぶ楽しみを私に教えてくれた。
まえがきととまで言わせる。
芭蕉の名句はほとんど諳んじていても、推敲の跡までは追っていませんでした。蕪村が好きで蕪村ばかり読んで、最近になって、毎日子規を読んでいます。二回り上の加賀さんの年まで生きれたら、そこに芭蕉が加わって楽しみが増えました。
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神仏混淆の遺産
ラン&ウォーク 赤坂上之山神社
足底も痛いし、太腿も張っている、天気の回復を待って、今日は軽く足慣らし。いつもの向かいの丘へ、中学校の南にある神社まで行きました。神社に参拝するには、寺の境内を通る必要があります。典型的な神仏混淆の跡が残るお寺と神社。お寺の羅漢像がいいです。
周遊道路を一周して帰るつもりでしたが、例によって道を間違え、往路に逆戻り。