読書空間

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    マイペースなのかな?

    るきさん 高野文子

    マイペースとは違う気もします。が、他に適当な言葉が見当たりません。年を追うごとに若くなるるきさん。羨ましい。「るきさん&えっちゃん」でもいいぐらい『えっちゃん]が出没します。えっちゃんはRUKIさんの影であり、我々と同類です。

    今よりふけている

    『Hanako』’89.9.28号「Miss RUKI」

    7年前の方が今よりふけている、結構ショッキングな絵です。これは図書館で借りたほんですが、配架場所がヤングコーナーって、よくわからないラベルが張ってあります。

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    深度合成

    もっと美しき小さな雑草の花図鑑 大作晃一:写真 多田多恵子:文

    「美しき小さな雑草の花図鑑」の第二弾。もっととはよく付けました。

    深度合成、初めて聞く言葉です。写真のことはよくわかりませんが、手前から奥まで広い範囲の被写体全面にピントが合う手法だそうです。この手法を駆使して撮影された雑草の花の写真。ファンタスティックとしか言いようがありません。文がとぼけていてまたいいです。

    これは私の携帯で撮った「ノボタン」、深度合成ではないので、細部までクッキリとはいきません。接写用カメラは持っていませんが、すぐに影響される私は、スマホ用マクロレンズというのがあるらしいので、探してマクロ撮影に挑戦します。

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    白兵衛と黒兵衛

    芝浜の天女-高座のホームズ 愛川晶

    これは第一話の題です。もともとミステリーはあまり読まないし、落語好きとしてはお恥ずかしい話ですが、著者のこともまったく知りませんでした。落語のことは非常によく書けています。

    ちょっとプロットに凝りすぎて、ストーリーというか時間軸が追いにくい気がします。高座のホームズも活躍しているような、いないような。前3作も同じなんでしょうか?落語の蘊蓄は読んでみたいけれど、落語ミステリーにはあまり魅かれません。

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    此道や行人なしに秋の暮

    わたしの芭蕉 加賀乙彦

    加賀さんの本をたぶん初めて読みました。小説ではなくて、それがこの本、いっしょに芭蕉の俳句の推敲を跡追いしました。ひらがなか、漢字かカタカナか、その凄まじい推敲の跡。その結果、著者に

    芭蕉は美しい日本語の世界に遊ぶ楽しみを私に教えてくれた。

    まえがき

    ととまで言わせる。

    芭蕉の名句はほとんど諳んじていても、推敲の跡までは追っていませんでした。蕪村が好きで蕪村ばかり読んで、最近になって、毎日子規を読んでいます。二回り上の加賀さんの年まで生きれたら、そこに芭蕉が加わって楽しみが増えました。

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    逃げるが勝ち

    杳冥 チンギス紀 八 北方謙三

    前巻でようやく動き出した話は一気に進む。モンゴル族を統一(と紹介文にはあります。どこまでがモンゴル族で、他国との違いが、いまだにわかりませんが)した、テムジンが、草原の覇者、ケレイト王国のトオリル・カンを薙ぎ倒す。

    戦闘場面も増えて、テンポよく、休みを利用して一気に読み終えました。話が膨らんできて、なかなかフォローするのが大変。