独り言
-
ハニープロセス
イルガチェフェG-1 ハニー
今回の豆は、エチオピアのイルガチェフェだけれども水洗式ではなく、ハニープロセス、果肉(パルプ)を除去せずに乾燥して精製されたもの。苦みが少なく甘みがあり、香りもよい。
推奨焙煎はハイロースト、個人的にはもう少し深い焙煎がいいです。(極上珈琲 生豆本舗) -
探し続けて
すごい詩人の物語
山之口貘詩文集 人生をたどるアンソロジー 山之口貘昨年の7月19日(著者の命日)に発行されたアンソロジー、なかなか読めなくて、やっと読みました。丁寧なつくりの、行き届いた本です。
詩はもちろんいいんだけれど、時代を感じさせる言葉が、吟味され削られていることで、今ではわかりづらいところもあって、むしろ小説の方がわかりよい。歌になった詩はまだわかりやすい。「唇のやうな良心」とかいいです。
-
椎名 誠 写真の本
毎朝ちがう風景があった 椎名誠
立て続けに出るシーナさんの写真本。読み切れないが、奥さんの本を読んだら読みたくなって、作家生活40周年だそうです。
さりげないけどすごい写真と、書きすぎない文、ちょうどいいんだよね。
-
童話屋の詩文庫
八木重吉詩画集 詩 八木重吉 絵 井上ゆかり
詩画集となっていて、もちろん八木重吉さんの詩が主ですが、私的には、井上ゆかりさんの絵の方がメインの手掌本です。疲れた時にほっと一息。童話屋の詩文庫、他にもあるのかな?
-
第162回芥川賞
背高泡立草 古川真人
草刈りからどんどんイメージが膨らんでいく筆力は認めますが、何か大きな物語の一部ならまだしも、エピソードが私の中では結びつかなかった。
言葉はだいたいわかるが、過去にいけばいくほど絵空事のようで、こちらで構築せよということか?背高泡立草も以前ほど見ないし。