独り言
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入館・面会制限
毎日のように、大阪市福祉局から厚生労働省発の「新型コロナウイルスへの対応について」の
情報がFAXで送られてきます。施設でも3月1日から15日まで(延長の可能性あり)、入館・面会の制限をしています。地域の図書館もすべて休館になりました。
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給食会社撤退
嵐の10日間が過ぎました。2月24日、6年間委託していた給食会社から、3月1日以降人を派遣しない旨の申し出がありました。話し合いをしてきた’値上げ交渉’が決裂したのです。
介護付有料老人ホームですので、1食たりとも空けるわけにはいきません。さいわい厨房に機器は揃っていますので、急遽、自前で提供するシステムに変更して、何とか急場を凌いでいます。人の確保、食材の確保ともに大問題で、今後の見通しは不透明です。
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明るい部屋にて
美しい街 尾形亀之助 松本竣介
巻末エッセイが能町みね子でなければ...手にしなかった?美しいけれど地味な装丁の本。
松本竣介の絵がすばらしい。55編を選んだのは誰だろう?時代を感じさせない詩が多いけれど、唯一『煙草』に時代を感じる。他の本を読もうとするけれど、疲れすぎて頭に入らない。こんな時は空白の多い白い詩がいい。
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父に似た男と暮らす蜆汁
句集 伊月集 龍 夏井いつき
第一句集(平成十一年発行)の新装版。今一番忙しい?俳人いつき先生の三十代の三百三十句。
イラストがいい。黒田杏子主宰の初版本の『序』がまたいい。ちょうど四国遍路吟行の頃です。「四国遍路吟行-俳句列島日本すみずみ吟遊」もよかったですね。なぜ出版から4年たった本が図書館の新刊コーナーに置いてあったかは不明。
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まぼろし
シャーロット・ランプリングが見たくて、2000年に制作された、フランソワ・オゾン監督の映画を見ました(DVD)。ちょうどFMからシューベルトのピアノソナタが流れてきて、これがぴったり。原題は『 Sous le sable 』、砂の下?フランス語がわからないので、最後に砂のシーンはあったけど...
独特のカメラワーク、サングラス越しの目の動きとか、熱帯魚の水槽と顔のツーショットとか。シャーロット・ランプリング、『愛の嵐』の時は20代後半、撮影時は50代半ば、やっぱりいいですね。