• 独り言,  読書空間

    水枕ガバリと寒い海がある

    冬の桃 神戸・新神戸・俳愚伝 西東三鬼

    去年刊行された新潮文庫の『神戸・新神戸』を読みましたが、なぜか『俳愚伝』が落ちていました。

    最初、出帆社から出て、2年後に『冬の桃』と改題して、毎日新聞社から出ています。帯文も同じ五木寛之で、もう40年以上前の話。今回読んだのはこの中の『俳愚伝』。

    これは昭和八年から俳句に没入した私の、個人的な手記である。

    俳愚伝 まえがき

    すこぶる面白い。とりわけ、『5「天香」の創刊まで』金子兜太の件。 

  • ほぼ日記,  独り言

    郵送停止

    ねんきん定期便

    つい最近、「生計維持確認届」が送られてきましたが、今度は「ねんきん定期便」。最近の月別状況やこれまでの年金加入期間等、電子版で事足りるので、郵送停止にしました。

    肝心のこれまでの保険料納付額(累計額)は間違っているのですが、すでにその会社はなく、証明できないのでそのままです。

  • 独り言,  読書空間

    共存へ向けた関係刷新の道

    侵略者は誰か? ジェームズ・スタネスク ケビン・カミングス

    『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』とか、なんか変だと思って見ていました。原題は『Ethics and Rhetoric of Invasion』、外来種駆除の根幹をなす軍事的・排外的論理を問い直し、動植物との共存へ向けた関係刷新の道を探る論考集。やっと読み終えました。

    越境する生命たちの運命は、科学と政治だけに委ねられる事柄ではない。それは文化の問題であり、言説の問題であり、正義と倫理の問題でもある。

    訳者あとがき 井上太一

    ピーター・ケアリーの『異星の快楽』(The Pleasure Bird 後 Exotic Pleasures ?)、PBも手に入り難くそうだし、(Kindle にはあり)どこか翻訳お願いします。写真はオオカバマダラ。

  • ほぼ日記,  独り言

    2002年に独立(主権回復)

    東ティモール サントモンテ

    今回のコーヒーは、東ティモール・サントモンテ(聖なる山)、同国最高峰のラメラウ山(2963m)を望む地域で作られています。スクリーンは16upになっていますが、実際はかなり大粒18くらい。極上珈琲 生豆本舗

    さっそく新しいウェーブシリーズのドリッパーで淹れてみました。少しお湯が熱すぎたのか、苦みが出てしまいました。
    3穴ですが、V60やKONOよりゆっくりおりるようです。

  • ほぼ日記,  独り言

    2000年問題

    エントラップメント

    1999年アメリカ映画。老練な美術泥棒ショーン・コネリーと美貌の保険会社調査員キャサリン・ゼータ=ジョーンズの駆け引きを描くサスペンス・ロマン。2000年問題を絡めて、前代未聞の巨大な罠が仕掛けられる。あっと驚く最後のどんでん返し、何度見ても面白い。

    某映画情報ポータルサイトに、ショーン・コネリー(「ザ・ロック」「アベンジャーズ」)とあります。前作ということなんでしょうが、なんか馴染めない。やっぱり(007シリーズとか)、Sir だし。