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PCM 3324
ウィントン・マルサリス スタンダード・タイム
今度はトランペットのCDを聴いてみた。「MARSALIS STANDARD TIME Volume Ⅰ」1986年5月、9月、RCAスタジオA。トランペットのウィントン・マルサリスが、スタンダードナンバーを演奏したすばらしいCDで、大変結構でした。ピアノ、マーカス・ロバーツ、ベース、ボブ・ハースト、ドラムス、ジェフ・ワッツ。
このCDには録音機材まで明記されています。Sony PCM 3324 という24trackのデジタル・マルチトラック・レコーダーです。デジタルだけれども記録メディアはリール・テープだったんですね。
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キース・ジャレット・スタンダーズ
続いてJazzピアノトリオのCDを聴いてみた。「KEITH JARRETT STILL LIVE」、1986.7.13 Philharmonic Hall(ミュンヘン)での Live 録音です。Philharmonic Hall にはいくつかホールがあります。どのホールかは調べましたが不明。2016年のソロコンサートもガスタイクとあって、詳しいことは不明です。とりあえず25年録音が新しくなりました。
ベース、ゲイリー・ピーコック、ドラムス、ジャック・ディジョネットの強力トリオのスタンダーズ、大変結構でした。どういうふにマイクを設置したのかがわかりません。拍手から推察すると大ホールでは無さそうですが、加工できるので何とも言えません。
1990年台、2000年台のCDはまだみつかりません。
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デジタルトランスファー
交響曲に少し手こずったので、JazzピアノトリオのCDを聴いてみた。「 BILL EVANS TRIOのWALTZ FOR DEBBY」、1961.6.25 The Village Vanguard での Live 録音です。
このCDには注記があります。オリジナル・アナログ・マスター・テープをデジタル・トランスファーしたもので、テープ・ヒス・ノイズ、歪み、音の欠落といった瑕があると。ミニコンポで聴く分には何の問題もありません。60年以上前の録音とは思えない。ベースのスコット・ラファロ(1961.7.6自動車事故で逝去)がいいです。
大編成のオーケストラ(手持ちは古い録音が多い)は、部屋の大きさとか、システムの能力の関係で苦手のようです。今度は一番録音が新しい(といっても1990年台)のを探して聴いてみよう。
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CDの音飛び
ブルックナーの交響曲、第7番から始め、第9番は、シューリヒト指揮ウィーン・フィルの’61年盤、LP時代、これもよく聞きました。第8番はクナパーツブッシュ指揮ミュンヘン・フィルといきたいところ、これは借りられませんでした。
しかし、朝比奈隆指揮大フィルの1994年7月9日サントリーホールでのライブ録音盤が借りれたので、喜び勇んで聴きました。1枚目第3楽章までは順調でしたが、2枚目第4楽章で盛り上がったところで”音飛び”...確かに、CDケースにも2枚目音飛びと注記がありました。
CDの音飛びは、機器に原因がある場合は、レンズクリーナーとかで修復できる場合もありますが、CDに原因がある場合は、本の落丁みたいなもので、これを貸し出すのはいかがなものでしょう?
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オーディオルーム みたいな
お引越し
いざCDで大編成のオーケストラを聴くとなると、ベットに整理箪笥、机と書棚でいっぱいの6畳より、長男が引っ越して空いている、我が家で一番広い8畳の和室がいいだろうと、ミニコンポのお引越し。ちょうどリスニングポジションにソファーベットもあるし、オーディオルームとまではいきませんが、”みたいな”部屋になりました。障子はこの間張り替えたし。
ブルックナーの第7シンフォニーを聴いてみると、部屋の大きさに比してミニコンポが貧弱で、パワー不足、朗々と響くとまではいきませんが、狭い空間で聞くよりはよさそう。今回のCDは、マタチッチ指揮のスロヴェニア・フィルです。LP時代、同じ指揮者がチェコ・フィルを指揮した盤をよく聞いていました。